賃貸契約において実印や印鑑証明は必要でしょうか?
新生活のスタートに伴い、アパートやマンションを借りられる方も多くいらっしゃることでしょう。
賃貸契約の書類に必要な印鑑や印鑑証明の有無、連体保証人のことなど気になることもいっぱいですね。
◎賃貸契約の際に実印は必要?
→基本的には認印(実印+印鑑証明書を求められる場合もあります。)+銀行印(家賃の口座引落しの場合)
「賃貸契約」そのものは基本的に認印で契約は成立します。しかし、不動産会社によっては「本人が契約することを証明するもの」として実印と印鑑証明書添付を求めてくる場合もあります。
また、お家賃を銀行口座から引落しする場合は口座の銀行印も用意しましょう。
◎連帯保証人は実印や印鑑証明書が必要?
連帯保証人は必ず 実印+印鑑証明書が必要です。
では、賃貸契約の流れに沿ってみてみましょう。
賃貸契約までの大まかな流れ
①物件を探す
↓
②部屋の見学・決定
↓
③申し込み
↓
④入居審査
↓
⑤契約内容を確認
↓
⑥賃貸契約
申し込みや契約の際に必要な物をチェックしてみましょう。
③申し込みでは何が必要?
- 入居申込書(入居希望者の住所、氏名、連絡先、勤務先、年収、勤続年数など必要事項を記入)
- 身分証明書のコピー
- 連帯保証人の情報(連帯保証人となる人の住所、氏名、連絡先、勤務先など)
- 申込金(預り金として)が必要なこともあります。
※連帯保証人が必要な場合は、前もって請負ってもらえる人の承諾を得ておきましょう。一般的には、親や親族となります。実印と印鑑証明書が必要となりますのでその旨も伝えておきましょう。
⑥賃貸契約では何が必要?
[借主本人の書類など]
- 住民票(入居者全員の続柄が記載されたもの)
- 収入を証明するもの(源泉徴収票・課税証明書など)
- 印鑑(※注1参照)
[連帯保証人の書類など](※注2参照)
・連帯保証人の実印
・連帯保証人の印鑑証明書
[各種費用]
礼金・敷金・仲介手数料・前家賃・保険料など
※注1 賃貸契約に必要な印鑑は?
基本的に「認印」で契約を結ぶことができます。
が、不動産会社や仲介業者によっては「実印」と「印鑑証明書」を求めることもあるようです。
また、賃貸料を銀行口座から引き落とす場合は、引き落とし口座の「銀行印」も必要となります。
※注2 連帯保証人について
連帯保証人は「実印」と「印鑑証明書」が必要とされます。
これは、万が一契約者が家賃を払えなくなってしまった場合でも確実に賃料を回収できるよう、連帯保証人に「私は連帯保証人として承諾しています。万が一の場合は契約者に代わって未払い家賃を支払います。」という意思を実印と印鑑証明書で確認する必要があるためなのです。
実印を押したり印鑑証明書を先方に渡すのって、なんだか怖いのですが。。。。
実印を押印したり印鑑証明書という重要な書類を不動産会社に渡すことに心配もあることでしょう。そんな場合には、先方に渡す印鑑証明書に「△△マンション賃貸契約にのみ有効」等、その印鑑証明書の使用目的が賃貸契約だけに限定するという文章を書き込んでおくと、それ以外の目的には使用できなくなります。
段取り上手に進めましょう
新生活の準備に向けて忙しい時期です。物件との出会いや契約のタイミングを逃してしまうことの無いよう、必要な印鑑をあらかじめ整えておくことでスムーズに段取り良く進めてゆけると良いですね。
マンションを借りようとリサーチし始めたら、同時に必要な印鑑も早めに準備しておきましょう。
良い印鑑は社会での信用の証(あかし)にもなります。
人は見た目、ではありませんが、きちんとした印鑑で契約を行うことでお相手への信頼感も高まります。社会人として今後必ず必要となる印鑑ですので、ご自分にとって良い印鑑をおあつらえ下さい。
マンションを借りよう、と思い立って初めて印鑑のことを知る方も多くいらっしゃいます。
正しい知識を得て、段取り良く進めてゆけると良いですね。
実印とは? | |
実印の印鑑登録の仕方 | 印鑑証明書の取り方 |
などもご参考にしてください。
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