行政書士の職印について
弁護士、税理士、司法書士…など、士業にたずさわる方に不可欠なのが「職印」です。
士業印、資格印などとも呼ばれています。
その中でも 行政書士の職印は規定の多い職印です。
行政書士職印のきまりとは?
行政書士の職印は、他の職印・士業印と比べると 規則がきちんと定められています。
➀形状は 角印
➁縦書き
➂「行政書士〇〇〇之印」と表記すること
ここまでは共通ですが、
➃サイズ は 都道府県行政書士会ごとに 地方ルールが定められているようです。
所属する行政書士会にご確認いただくと間違いないでしょう。
概ね 15ミリや18ミリが推奨されているようです。
⑤素材 は明記されていないところも多いですが、
日々日常的に使用頻度が高いこと、また行政書士として業務をする上で欠かせない「信用の証」でもあることから、丈夫で納得のいく素材をおすすめします。
ゴム以外と明記しているところもあります。例)埼玉県
行政書士としての責任と信用の証(あかし)として
成功と繁栄を願う 「開運印鑑」
➀お名前の画数を拝見し、画数判断にて吉数に整えます。
➁ご希望運気を選ぶ
「八方位(はちほうい)」と呼ばれる 八卦を元にした8つの運気の中からご希望運気を3つまでお選びください。
その方向に運気が伸びるように太く字入れ致します。

八方位図。8つの運気が各方角に示されています。
➂彫刻士が字入れ
縁起の良い「印相体(吉相体)」書体で、お名前の画数を吉数に調整します。画数に加え、「接点数(印鑑の枠に文字が接する部分)」も吉数となるよう整えます。

強調運気:成功運 金運 交友運、接点数:24
これからの業務において、依頼いただく方の幸せに寄り添い確かな結果を導けるように、「あと押し」となりますようにおつくりいたします。
職印はいつごろ作成する?
行政書士会への登録手続きの際にまず必要な物の1つが「職印」です。会員登録の際に、行政書士会に職印を届け出る手順となります。
開運書体でのお仕立てとなりますので、ご注文確定から1週間から10日のお日にちが必要となります。特に2~3月は特に込み合いますので、お早目のご注文がおすすめです。
併せてゴム印の作成も
書類作成年月日記載用のゴム印や、事務所の住所印もそろえておくとよいですね。
領収書や職務上請求書などの書類には、職印 の押印に加えて
・事務所所在地(住所)
・事務所の名称
・行政書士の氏名 の記載が必要です。
・事務所の電話番号
・事務所のサイトURL
・メールアドレス
等のゴム印と組わせて使い分けできるようにするのがおすすめです。
印鑑作成について、ご相談うけたまわっております。
参考)
「一人 行政書士法人」が可能になりました
2021年6月の 行政書士法改正に伴い法人として活動するのであれば、司法書士法人としての職印登録も必要です。
個人用の職印とは別に、行政書士法人名義の職印・代表者印・銀行口座用の銀行印 も作成します。
詳しくは 「一人行政書士法人」印鑑の作成のアドバイス をご参考ください。