形見の印鑑や思い出の印鑑。大切に受け継いでゆけますよう小林大伸堂がお手伝いいたします。
「他界した父からの贈り物が届いたような…。
そんな気持ちになりました。」
印鑑のお彫り直し(改刻)の中で、最近お問合せを多くいただくことの多い「形見の印鑑」「思い出の印鑑」についてお話したいと思います。
形見の印鑑 思い出の印鑑
大切な人がいるからこそ
「祖父から受け継いだ形見の印鑑を使えるようにしたい。」
「亡き父が使っていた印鑑を彫り直して息子に譲りたい。」
「両親が成人の記念に作ってくれた記念印鑑なのですが・・・。」
そんな大切な思い出の詰まったご印鑑だからこそ、当店にご相談くださるお客様ばかりです。
ご自身にとっての大切な人だからこそ、その形見や思い出の品を活かしたいと願われるのですね。
年月を経たものだからこその説得力
もちろん、お彫り直しする上で「印材」の品質は重要です。お客様からお預かりするお彫り直しさせていただく印材はどれも、きちんとお手入れされ新品にはない存在感がございます。
永く使い続けられ愛用されてきたからこそ証明される品質の良さなのでしょうね。
新たな命を吹き込むことで、新たな歴史が生まれます
その歴史を受け継ぎ、自分の代でまた命を吹き込み新たに使い続けてゆくということ。
受け継がれるのは 繋がってゆくのは、「印鑑」という「物」そのものだけではありません。
受け継いでゆくのは「名前」でもあるのです。
印鑑に刻むのは、当たり前ですがお使いになられる方ご自身の「氏名・姓名」です。
苗字は、代々受け継がれ、昔と今と未来を結び、脈々と続いてゆくもの。
あなたのお名前は、ご両親が想いを込めて名付けられ、あなた自身の人生の幸せを願うもの。
一本の印鑑が結ぶのは家族の絆や思い出や未来への願い、でもあるのです。
手に取るたびにその人の思い出がそっと思い出されたり、自分の次には我が子に受け継いで欲しいと願ったり。そんな大切な人との絆を近くに感じることができる。
単なる印鑑の修理や再彫刻ではなく、「想いを繋ぐ」お手伝い。
それが当店が考える「お彫り直し(改刻)」でございます。
人と人、特に血縁のつながりは、世代という長い流れを紡いでゆくことで受け継がれてゆくものです。
名前を刻むからこそ
印鑑に新たに彫刻するお名前は、お使いになるあなたのために彫刻士がお仕立ていたします。
それはまさにフルオーダーメイド。
お名前の画数を拝見して吉数となるよう調整したうえで、八方位と呼ばれる運気を加味して整えます。
受継がれた大切な印鑑に、お使いになられる方にとって縁起良きようその名を刻ませていただきます。
新たな歴史をその印鑑にて切り開いていけますよう、そしてまた次の世代へと譲り渡してゆけますよう。
思いのこもった印材を大切に使い続けること
親や祖父の代から譲り受けた印材を世代を超えて繋ぐこと
刻む名に想いを込めてお仕立てすることで、印鑑に新たな命を吹き込むことができるのです。
祖父から孫へ 「受け継ぎ印」
おじいちゃんの形見の印鑑を、息子さんの成人や就職を機に実印にお彫り直しして託したいのですが…。
そんなご依頼も多くいただきます。
息子さんにとっては幼いころに亡くなってしまい淡い記憶しかないおじいちゃんの存在。
受け継ぐのは 「印鑑」だけではありません。
家族の絆や、未来へのエール。
脈々と受け継がれていく流れの中に自分自身が生きている、という自覚。
人生の門出に新しい一歩を踏み出す息子さんにとって、大きな力に背中を押してもらえるような、確かな「あと押し」となることでしょう。
これからの未来へのエールと、家族の絆をメッセージにして贈る、たったひとつのギフトです。
ご相談をお待ちしております
印鑑のお彫り直しは、一本の印鑑で人の絆を結びます。どうぞプロである彫刻士に お気軽にご相談下さい。
人生や幸せな日々の「あと押し」となる、そんなかけがえのない一本となりますよう お手伝いいたします。