縁起の良い「印相体」で印鑑にパワーを
印鑑用の書体として、例えば行書体(ぎょうしょたい)や古印体(こいんたい)、篆書体(てんしょたい)などが見慣れた書体ですね。パッと見ても分かりやすくて馴染みもあります。
大切な印鑑におすすめなのは、印相体(いんそうたい)です。印相体は篆書体(てんしょたい)をベースに、より印鑑に相応しい文字になるよう整えられた書体で、開運印鑑書体としてもたいへん人気があります。別名、八方向へと広がる「八方篆書体(はちほうてんしょたい)」、吉へとつながる「吉相体(きっそうたい)」とも呼ばれ、縁起の良い印鑑用の書体として愛されているんですよ。
大切な印鑑は印相体で作るのがおすすめです。
その理由は?
①字体が複雑なので偽造されにくい
印相体の文字って、パッと見てとても複雑ですね。(=判読性が低い) この複雑さ、こそが大切で、複雑な書体であればあるほど偽造されにくいというメリットがあるのです。
また他の書体と違って、オリジナル性を出せるのも特徴です。彫刻士の意匠を反映できるためあなただけの印影(いんえい=印鑑の文字のデザインのこと)を作ってもらうことができます。
財産を守る銀行印に向く、セキュリティ性に長けている書体なのです。
②欠けにくい
他の書体と比べると印相体だけの特長として、周りの「枠」との接点が多い、ということに気がつきます。枠との接点が多いので、その分枠が欠けにくいメリットがあるのです。印鑑が欠けてしまうのはほとんどが「枠」の欠けです。枠が欠けても文字部分が欠けていなければOK?との意見もあるようですが、一か所でも欠けが生じた印鑑は、そこから少しずつ欠けが広がっていってしまいます。そもそも欠けた銀行印なんてなんだか金運が逃げていってしまいそうですね。
③縁起が良い
印相体が縁起の良い吉相体、と呼ばれる所以(ゆえん)は、文字が外枠と接し、外へ外へと伸びるデザインであることが一つ。そして、印鑑の丸い枠の中に文字がぎゅっと詰まってデザインされた文字であることが一つ。また、他の書体で作成した同じサイズの印鑑と比べると大きく堂々として見える、とという特徴が一つ。日本人の心情として、大切な物や大切な節目や場面で縁起を大切にしたい、という伝統や風習から培われた書体なのですね。
印相体は、基本的に丸い形でデザインする字体です。このことから、小判型ではなく丸い印影でお作り致します。
印相体で作る印鑑はちょっと違う!?
同じ「高橋」さん の苗字で作った印鑑ですが、
いわゆる三文判の印影と 印相体で作る印鑑では、こんなにも見た目が違います。
同じサイズの印影ですが、下の印相体の印影の方が大きくどっしりと存在感を感じませんか?
自分の名前を刻んだ印鑑は、大切な場面で自分自身の意志や決断を現す重要な役割を果たすものです。
己の証(あかし)として書面に残るもの、という意味でも良い印象を与えてくれますね。
いわゆる三文判と呼ばれる大量生産の印鑑では、同じ印影の印鑑が世間で大量に出回っています。
書体にこだわりオリジナリティのある印鑑を持つことは、自分自身の意志や決断に責任を持つことです。
大切な印鑑の字体、ぜひこだわってみて下さい。
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