大切な印鑑が欠けてしまった場合、どうすればよいでしょうか。修理することはできますか?
実印や銀行印、認印、、、欠けてしまった印鑑は使えるのでしょうか?
欠けた印鑑は縁起が悪い、とも言われますが。。。
修理してもらうことはできるのでしょうか?
欠けてしまった印鑑はそのまま使用することはできません。
【 実印 】
実印は、印鑑登録の際に印影が登録されており、印鑑証明書に掲載されている印影と実印の印影はもちろん同じでなくてはいけません。
実印が欠けてしまった場合は、実印としての効力を失ってしまいます。
新しい印鑑で再度登録しなおす必要があります。
手間がかかりますが、大切な実印ですから早めに対処するようにしましょう。
【 銀行印 】
枠だけが欠けた状態で名前部分にキズがなければそのまま使用可能。。。という金融機関もあるようです。
ただし、欠けた印鑑をそのまま使い続けるとさらに欠けが広がりやすくなります。
後々のことを考えれば、早めに新しい印鑑で登録をし直すことをお勧めします。
また、欠けた印鑑は運気が逃げる、とも言われます。
大切な財産を管理する印鑑ですので、気持ちよく使うためにも新しく作り直す方が良いでしょう。
欠けた印鑑 と 新しい印鑑 と 身分証明書 を持参して改印(印鑑の変更)手続きをしましょう。
【 認・仕事印 】
認印は、届け出等の必要ない印鑑ですので、欠けてしまっても特に支障はありません。
ただ、欠けたままの印鑑を使っているあなたの社会的信用は。。。?
そう考えると、欠けたままの印鑑はもうお役ご免、とお考え下さい。
欠けた印鑑は縁起が悪い・運気が下がる、との見方もあるので、新しい印鑑で気分良く捺印した方がずっと良いですよね。
古い印鑑はどうすればよいでしょうか?
古い印鑑は、印章店(いわゆるハンコ屋さん)で供養してくれるお店もあります。新しい印鑑を作成してもらったお店に一度相談してみて下さい。
印鑑は、「印鑑」としての実務的役割はもちろんのこと、自分の「名前」を彫り込めた分身としてあなた自身のお守りとしての役割も持つと言われています。
欠けてしまうまでの間、その本分を全うしてくれたこと、身代わりとして欠けてしまったことに感謝の気持ちを込めて心を込めて供養してあげましょう.そうすることで新しい印鑑へと気持ちよく切り替えることができますよ。
毎年10月1日の印章の日に印鑑供養が行われております。
ご供養まではとても。。という場合は、新しい印鑑への変更手続きが全て済んでから、印面を潰して処分しましょう。(防犯上の理由から)
ただこの時も、そのままゴミ箱へポイ!ではなくお正月に神社で焼いていただくと良いですね。
改刻(=お彫り直し)という方法もあります。
印面が少し欠けてしまっただけで印鑑の本体は無事なのに勿体無い、或いは、思い入れのある印鑑・譲り受けた大切な印鑑で処分するのは忍びない。。という方には、改刻(かいこく)という方法もあります。
改刻とは、印鑑のお彫り直しのこと。
欠けた印面部分を削って一度きれいにした後に、新たに彫刻し直す作業のことです。
新しい印鑑をあつらえるのではなく、今お持ちの印材を有効に利用できます。
大切な思い出や印鑑への愛着を大切に繋ぎ 使い続けることができるのです。
改刻の注意点
ただし、全く同一の印影で彫り直してもらうことは法律上禁止されています。
同じ名前・書体であっても、同一印では作成できないので、改刻してもらった後は改印届を出す必要がありますのでご注意ください。
印鑑のお彫り直し いたします もご参考下さいませ。
欠けてしまった印鑑からのメッセージ
実印なら印鑑登録の再申請。
銀行印なら印鑑の変更(銀行口座や郵便局の口座が複数あれば、その数だけ。。。)
・・・と、新しい印鑑への変更手続きは少々わずらわしい面もございます。
けれど、印鑑が欠けてしまったということは、自分の大切なものをもう一度認識し直した方が良いですよ、というあなたの印鑑からのメッセージかもしれません。
自分の実印や財産、そして今後を見直すよいチャンス、と考えてみてはいかがですか?
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